近状報告(蛾)
2011 / 06 / 02 ( Thu )
長野県池田町
2011.5.23~6.1(22:30)※
今回からの変更点:今年中に一回でも載せた種類は再度載せないことにしました。理由は、初夏になり蛾が増え、常にいる種もあるためです。特筆すべきことがあったり、異常型、交尾、雌雄の模様が大きく違う、などがあれば複数回掲載いたします。
数が少し多い
ハスオビヒメアツバ。

中型種、
フタオビキヨトウ。
クロスジヒメアツバ。前翅中央の線が明瞭な個体。

初夏と晩夏に姿を見せる
フタテンヨトウ。
オレギクエダシャク or ニセオレギクエダシャクです。区別はほぼ困難なよう。

コントラストのある
シラナミアツバ。

晩夏に多いシロスジカバマルハキバガよりも色調の明るい
シロスジベニマルハキバガ。

辛うじて撮れた手乗り。

きれいな模様をした
マダラエグリバ。セブンイレブンにて・・・。

特徴的な止まり方をしていた
モンオビオエダシャク。

初アオシャクは
コヨツメアオシャクでした。

シャープな銀色の筋が綺麗な
シロスジツトガ。
フトベニスジナミシャクあるいはその類。

ボロボロの
ベニモンヨトウ。
キノコヨトウの類だと思うのですが、どれも当てはまらないのでよくわかりません。
トリバガ科
新鮮な個体の
シロズアツバ。

恐らく
フタスジヨトウ。

ぱっと見では
オオトビスジエダシャクのような気がしますが、雰囲気がちょっと違うような・・・。

かなり沢山いるはずですが、どのサイトを見ても滅多に載っていない
ホシホソバ。
不明種。
コブガの仲間ですが、色が微妙な上に擦れているので同定できません。

大型種、
ウスイロオオエダシャク。
カバナミシャクの類、お手上げです。
これもお手上げ・・・。この類についてはまだまだ経験が足りないですね。
フタグロマダラメイガだと思います。8月に撮影したコフタグロマダラメイガと思われるのも同種かな?
ヒメハマキ不明種。
ホシオビコケガがたまに飛来するようになりました。
アサケンモンが2回飛来。数は少ないようです。
スジシロキヨトウが突っ込んできました。

庭にあるクワに、
クワコの幼虫がいました。


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クモマツマキチョウお手軽登山
2011 / 06 / 05 ( Sun )
長野県白馬村,池田町
2011.6.4今日はまた一年ぶりにクモマツマキチョウを撮影しました。
クリックして今までのクモツキ記事へ→
2010年,
2009年今回は、
父と
icedanochochoさんと
fumieさんと撮影しました。
ちょっと前置きで3日に撮影したヒメウラナミジャノメを2枚。
最初はISO200でシャッタースピードは1/15。きつすぎる・・・。

今度はISO400でシャッタースピード1/40です。まあ18時30分なので無理も無いですが...。

さて、いよいよクモツキを狙いに行きます。
歩く途中で見かけた
トラフシジミ。
ヤマキマダラヒカゲが相変わらず多いです。
ミヤマカラスアゲハの春型雄。ボロボロなのが残念。

もう少しでポイント到着、というところで
クジャクチョウの生き残り。お疲れさん!

ポイントにようやく着きました。でも何も現れず、
サカハチチョウを撮ります。

ikedanochochoさんとハタザオの前で雑談。
スジグロシロチョウが来ました。
僕は9時30分頃に現地着でしたが、ikedanochochoさんは8時だったらしいです。駐車場を出たのが6時代という計算に!

お目当ての
クモマツマキチョウがそこへいよいよ飛来してきました!
そのまま林との境へ。川沿いのハタザオにとまりました。

半開きですが、角度が悪く残念です。

半開いているというか、左右同士がズレてます。

背景が綺麗になるよう写せました。このままいなくなりました。

昼を回り、頻繁に飛んで来るようになりました。
滑りながらも川岸のハタザオへ行きました。人も少なく占めたものです。

止まってくると予測して予め待ち伏せしていたところへ。思う壺というか、手が震える緊張感があります。

こんなに近くで撮影できるとは思ってもいませんでした。

リュックを背負って帰る準備・・・と思ったら雌が来ました。雌を見るのは初めてです。

背景が綺麗になるよう、河川を入れました。

向きが悪いですが、半開き。

おまけ。もちろんピンぼけ。

池田町のウスバシロチョウポイントへ。驚くほどいないです。結局撮影できず・・・。
その代わりに、いつものこれがいました。
ギンイチモンジセセリは大発生していました。

開翅したときの色が綺麗です。

一直線!

飛翔にも挑戦。昨年は裏で、今年は表が撮影できました。

ベニシジミが夕日に照らされます。
ドクガ類の幼虫。

ジャコウアゲハポイントで、なにやら怪しげな蛾が。

蛹と比較します。

初夏の風物詩ですね。
ジャコウアゲハは止まりません。

日没の瞬間。一日の終わり。

堀金のオオルリシジミ
2011 / 06 / 06 ( Mon )
長野県安曇野市堀金,池田町
2011.6.5今年は東御市の観察会へ参加できないので、自転車で安曇野市へ。
片道12km程度の計算で、1時間かかりました。
ここの
オオルリシジミはクララがたくさんはえている近辺に固まっています。

翅を閉じました。わりと時間は早いですが、蒸し暑く撮影条件も悪いです。

食草に止まっても産卵することはあまりなかったです。

最後に飛翔を撮影。角度が悪く色が淡いです。
ウラギンヒョウモンがいました。6月第一週、第二週あたりがいちばん綺麗です。

産卵しているのを見かけ、急いで撮影・・・ファインダーを覗くと
ルリシジミでした。
ツバメシジミの雌。青みがかかり美しいです。

暫く遊んでから池田へ戻りました。突然雲行きが怪しくなり、霞んでいます。オオルリシジミのポイントが池田から見えないほど。
ミヤマシジミを見に行くも一頭のみ。今年は2週間遅れのようです・・・。
ジャコウアゲハポイントへ。足が限界に近いですが、なんとか登れました。
でもとうとう止まることはなく、雌雄で飛んでいました。
ナナホシテントウの羽化。

藪の中には
ベニスズメもいました。桃色でも擬態できるようですね。

先週の大雨で崩落箇所が多く通行止めばかり。クロヒカゲを見て帰ることに。
そこで、雲の切れ間がでてきました。
旬の
ウスベニヒゲナガ。
クロヒカゲも一頭。その代わり、全く擦れていない個体を見れました。
撮影中にまた暗くなり、雷音が轟きました。

最後。筍が枯葉を突き破り生えてきて、そこに
マメドクガの幼虫がいます。

※続きを読むでは蝶と全く関係の無いことを載せてあります。見たい方はどうぞ→
平日の二コマ
2011 / 06 / 08 ( Wed )
長野県北安曇郡池田町
2011.6.8晴れているので部活を欠席して撮影に。
なんと、工事の関係でポイントが滅茶苦茶になってウスバシロチョウさえもいなくなりました。
このままだとメスアカミドリにも支障が出そうです・・・。
已むを得ず、下の方で2種を撮影しました。
夕日に照らされた構図もあったのですが、カメラかカードの調子が悪くデータが吹っ飛んでしまいました。
一枚のみ残っていた
ダイミョウセセリの写真。

6月に入ってからようやく撮れた
ウスバシロチョウ。まだ割と新鮮な個体ですね。

ツマキホソハマキモドキ
2011 / 06 / 08 ( Wed )
長野県池田町
2011.6.7※今回からの変更点:種類が増えすぎているので、特筆すべきもの以外は掲載しない方針で行こうと思います。
こんなメタリックな蛾が飛来していました。最初はタマムシだと思っていたのですが、形状が蛾なので撮影。
どうやら
ツマキホソハマキモドキというそうです。

蛾類近状報告
2011 / 06 / 13 ( Mon )
長野県池田町
2011.6.7~6.12隣の家の木にいた
クスサンの幼虫です。

夜の街灯巡回。立体的な模様をしているという有名な
ムラサキシャチホコがついていました。

樹液も見て回ると、
コクワガタが一匹。まだ少しずつ出ているようです。

もう一つの樹液です。

最後の樹液。
オオマエベニトガリバが1頭。

電気巡回も続きます。
アミメオオエダシャクがいました。しかし、落ち着きがなく撮影できたのはこれのみ。
ウスベニヒゲナガが何故か電気に。本来昼行性の蛾です。

擬態その一。

答えは
セグロシャチホコ。

擬態そのニ。
マダラエグリバです。

擬態その三。
フタトビスジナミシャクです。

雨上がりの午後
2011 / 06 / 13 ( Mon )
長野県池田町
2011.6.11午前中まで授業で、午後から休み。雨も丁度上がったので町内を散策。
最初は庭から。
ヒメウラナミジャノメが増えてきました。

開翅もいいですね。
モンシロチョウもいました。

鉢に植えてある小松菜に産卵中・・・。

毎年恒例庭の
アサマイチモンジ。今年は一気に2頭現れたので都合よく撮影できました。

結局雄はいなくなりました。

さて、ポイントを某ミヤマシジミ地帯へ。移動途中に車にぶつかった
アサマイチモンジが2頭も。

目的の
ミヤマシジミが増えていました。今年は2週間遅れのようです。

青色の鱗粉を散りばめている雌。
ジャコウアゲハはそろそろ終わりです。

移動距離と割に合わず
2011 / 06 / 13 ( Mon )
長野県池田町
2011.6.12自転車で行くにはあまりにもハードすぎるルートでした。
トラブルも生じ、途中から踏んだり蹴ったりの旅に。
例の如くF1カナダGPを見るために徹夜しました。徹夜には三文の得、朝焼けも見れました。

ポイントに移動中、大峰高原大カエデに寄り道。

ようやく到着した
ギンイチモンジセセリポイント。乱舞していました。

日が当たっていないのであまり綺麗ではないですが、表。

何故か一頭だけいた
ヒメシジミ。
雄より後に出るはずの雌がいて、その上ボロボロなのが疑問です。

羽化不全の
ウラギンヒョウモン。これでも意外と飛んでいました。
この後に陸郷の夢農場へ下ろうとするも道に迷い生坂村の犀川沿いまで出てしまいました。
同行者である部活の先輩の自転車がパンクしブレーキもオーバーヒートしたために先輩とは一旦お別れ。
親に車で夢農場へ送ってもらうことになったそうです。
僕はもう一人の同行者と峠を越えて松本盆地へ出た後もう一度陸郷へ峠を越えて行きました。その時に見られた羽化不全の
アゲハモドキ。

普通種を美しく撮る
2011 / 06 / 14 ( Tue )
長野県池田町
2011.6.13土曜日に学校だったため、振替休日があり一日休み。
曇天で時々陽が射す天気となり、撮影には絶交な条件。
先日の疲れは睡眠により無くなったので、山の中へは入らずに普通種を狙いました。
ツマグロヒョウモンが吸蜜中でした。まともに撮影したのは今年初かな?

いつもと違う道を目的なく進むと、トンボのビオトープを発見。
シオカラトンボがたくさんいました。

雌は撮影出来ませんでしたが、
ハラビロトンボがいました。
キマダラコヤガが笹の上に。

田んぼで突然波が起きたので見ると、凄まじいオタマジャクシの数です。
クロヒカゲが多くいました。

鳥に食べられたと思われる
コジャノメです。

個人的な池田での初確認、
コチャバネセセリ。里山にいるのは驚きでした。

7月のホタル祭りを宣伝していました。今年は行きたいと思います。

場所を移動させると、
クモガタヒョウモンが見れました。上のゼフポイントは工事中・・・。

一旦帰宅し、昼食を食べて再出動。今度は高瀬川へ。
今日は
キタテハが落ちていました。新鮮な翅でしかもあと3ヶ月生きるのに勿体無い...。
ミヤマシジミは、雌をもっとしっかり撮りたいと思っていました。その一時的な夢が叶い、撮れました。

180度全開の
ヒメウラナミジャノメ。まだ擦れてなくて綺麗な個体です。
キタテハが吸蜜していました。

ここにも
アサマイチモンジが。

こちらは
イチモンジチョウ。

2種揃って。手前がアサマ。
ミヤマシジミの飛翔です。

まるで有明山から噴煙が出ているような雲が上がっていました。
