まるで梅雨の晴れ間
2011 / 08 / 01 ( Mon )
長野県池田町
2011.7.317月も終わり。昨年は一学期終業式の日に初めてジャコウアゲハというものを見た。
今年は週間天気予報を見て落胆するほど天気が悪い。
今日も駄目か・・・とため息を付いた時、青空が顔を出した。
急に雲がなくなり、蝶が活動を始めた。庭のブッドレアには
アカタテハやキタテハが飛来していた。

閉じた写真も。

この時期に多い
クロスキバホウジャク。オオスカシバに似ていてちょっと違う・・・。

ヒョウモンチョウを狙いに自転車を押し山の上へ。

ここは本当に
ジャノメチョウが多い。

結局遅すぎたようで見ることはできなかった。いたのは
ウラギンスジヒョウモンとツマグロヒョウモンのみ。

積乱雲が発達し始めたので下山する。その後ジャコウアゲハポイントまで急ぐ。
途中で
シオカラトンボに狩られた
マイマイガを見つけた。

ポイントに到着。とりあえずそれ以外のものを先に掲載する。
キマダラコヤガは相変わらず多い。激減中というがその素振りすら無い。

続いて
ベニシジミ。夏型をまともに撮ったのは久々ではないだろうか。

以下
ジャコウアゲハ...割と綺麗な個体が多く、今年の全体の発生が多いことが幸運した気がする。

今日は雌も多かった。

何かが動いているので寄ってみると交尾している所が見れた。恐らく目撃は2回目だろう。

飛翔写真を撮ろうと思って予め魚眼レンズを持ち出してきた。羽化不全の個体を発見。

南と北に真っ黒い雲があり、双方から生坂池田松川が挟まれる形だ。

雌は狙いやすい。

ちょっとブレたが・・・。

続いて雄。

2頭で飛んでいるところを狙った。

黒つぶれはしていないが補正をしないと暗いためによく写らない。

受験勉強でお疲れの部活の先輩をお呼びした。息抜きしていただけただろうか・・・。
この間に一時間が経ち、青空もなくなりつつあった。

松本の方は驚きの黒さ。

東の空が僅かに青いだけとなってしまった。

手前に葉が写ってしまったのがとても残念だ。

最後。移動して山のほうでダラダラと撮影会の筈だったが・・・。

雲がいよいよ手前まで押し寄せてきた。真っ黒ではあったものの雷は滅多に轟かない。

そして降ってきたので雨宿り。8月初日も天気予報が外れ晴れることを祈って・・・!

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ムモンアカシジミ他
2011 / 08 / 04 ( Thu )
長野県池田町
2011.8.2池田町のかなり北の方へ行った後に寄り道しつつ帰宅。
ジャコウアゲハが休憩中。

しばらく初めて通る道を迷走していたが、そこへ
ウラギンシジミが止まっていた。

日陰だが何故か開翅をした。

というわけで大町市との境に辿りついたよう何で引き返す。
某発生地から飛んできたらしい
ジャコウアゲハが一頭のみ吸蜜に訪れていた。

そして前から少し気になっていた雑木林と田園が隣接するポイントへ。
ジャノメチョウが多い。

向こうにオレンジ色のものが見える。まさか・・・案の定
ムモンアカシジミであった。

写真に収めたのは2006年9月が最後であるから随分久しぶりだ。
キアゲハの休憩している個体がいくつかいた。

前自転車を押して少し遠くへ撮りに行った
キマダラセセリがひっそりと生息していた。

海野和男さんの出版と写真展を祝う会
2011 / 08 / 08 ( Mon )
8月4日に東京で行われた海野先生の出版と写真展を祝う会に参加しました。
そして記念撮影をしたので掲載します。

翅の大きさがマチマチなゴマダラチョウ
2011 / 08 / 08 ( Mon )
長野県池田町
2011.8.65日に東京から帰り、6日は例によって朝から撮影に。
水を家に置き忘れたことに気づき、途中の自販機で買う。そこに
ウンモンスズメがいた。
自販機に蛾が付くことは最近あまりないが、ここでは秋にクスサンがついていたこともあった。

ジャコウアゲハのポイントに付く。
キマダラコヤガの綺麗な個体がいたので撮影。

花にも付いていた。

農薬散布の影響によるものなのか、変死している
ジャコウアゲハが多く見受けられた。
数も1/3程度まで激減してしまった。

そして堀之内のウラギンシジミがいたところに到着。あの
マイマイガがまだくっついていた。
ゴマダラチョウが吸水中であった。
・・・遠近法とは関係なく右の翅が小さいと思うが気のせいだろうか。

松本ぼんぼん
2011 / 08 / 08 ( Mon )
長野県松本市
2011.8.6午前中は↓の記事で載せたように撮影に出掛け、昼過ぎからは松本へ。
駅周辺で友人と祭りまで時間を潰し、夕方から客として参加した。
奥に連が見える。18時から踊りがスタート。

そしてナワテ通り裏の女鳥羽川より提灯と掛かる橋を撮影。涼し気な雰囲気を出したつもりだが表現が難しい。

写真展説明会の後に
2011 / 08 / 08 ( Mon )
長野県池田町
2011.8.7写真展の説明会を行った。2人のお客様にご来場して下さった。ありがとうございました。
そして少し遅れながらも2人にご来場して下さった。ありがとうございました。
さて、来週に向けて招集をかけなければ・・・。皆さん、来週日曜は挙ってご来場下さい。
そして積乱雲が突然発達してきたので、撮影に急ぐ。
コキマダラセセリを見に行ったが早かったようだ。代わりに
キアゲハが交尾しているところを見れた。

もう一頭の雄が追いかけてくる。しつこく粘ってそのまま逃げていった。
今更だが背景の気が邪魔だと反省する。

晩夏の雰囲気が木々の緑から醸し出される。

雷音が酷くなっていく中、ハッチョウトンボの観察へ。
雌がいたが、雄は中々見つけられない。

厚い雲に覆われ一瞬にして辺りが真っ暗になってしまった。
そこへ一匹飛んできた。小さく可愛らしい蜻蛉である。

家に帰ってから昼寝。予定が微妙にハードだったかな・・・。
起きると凄まじい雷と共に綺麗な夕焼けを見ることができた。

糸崎先生と
2011 / 08 / 10 ( Wed )
長野県大町市・池田町
2011.8.8糸崎先生が安曇野に来られたので、ハッチョウトンボとオオムラサキを見た。
先生のブログに僕が写っているが、緊張のためか顔がひきつっている(笑)。
糸崎先生とハッチョウトンボ。

奥のハッチョウトンボを撮ろうと遊歩道から身を乗り出していたら真下に
モノサシトンボが止まった。
ハッチョウトンボの方だが、水面に反射した光を活かしたらレンズフィルターの汚れが現れてしまった。

ホワイトバランスを変えて昼なのに夕方のような印象に。

樹液には
ルリタテハの夏型がいた。

包美術館で一服、その前に植えたブッドレアには
ミヤマカラスアゲハが飛来した。

そして夕立が通過した。窓を見たらなんとも言えない空が広がっていた。また、雷が轟き始めた。

スミナガシ
2011 / 08 / 10 ( Wed )
長野県池田町
2011.8.9自転車でムモンアカシジミの新ポイントを発見しようという予定でいた。
しかし、その前のポイント巡回で3年ぶりにスミナガシの姿を見た。
この前ムモンアカシジミを見たところに通ってみるものの姿を見るまでは至っていない。
これは
マドガだ。
トラフシジミの夏型がいた。カメラに向かって縦の角度になるように動いているようで、この角度でしか撮れない。

歩いていると地面から
スミナガシが飛んだ!
そして止まったので撮影・・・そこへ電話が来た。出ているうちにいなくなってしまった。

とりあえずもう一つくらいいないかと山奥へ入ってみる。
クジャクチョウの新鮮な個体が多く見受けられた。
キタキチョウも多い。暑すぎるためか動きがいつもより鈍い。
シータテハと
マドガ2頭(実際は3頭)。ここにスミナガシが止まっていたようだ。
昼になったので家に帰り、そこでもう一度行く気を失ってしまった。しかしどうしても今日中にスミナガシを撮りおさえたいので行ってみる。
・・・するといた。そして逃げられた。しかしまた止まった。とりあえず300mm望遠で撮る。

マクロ90mmへ。案外ツンデレっ娘(でも雄)で、人懐っこくなっていく。

ピントがなかなか合わせられない。AFにしてみたが合わなかったのでまたMFに戻す。

かなり落ち着いている。

口吻が写るように撮影。

内蔵ストロボで-3.0補正をし、自然な色合いで明るく写るように撮影した。

調子にのって魚眼で撮影。奥は
ルリタテハ。

道にいることが殆どであるというのがこの蝶の特徴。

縦位置で。

反対側の景色を写して撮る。

そして最後に
ミヤマシジミのポイントにも寄ってみた。まだ古い個体が多い。
今年は3週間遅れかな...。ミヤマシジミだけかなり遅れている。

糸魚川
2011 / 08 / 13 ( Sat )
新潟県糸魚川市
2011.8.1211,12日と糸魚川へ旅行に行った。
旅行とは言ってもかなり近場で、r51→R147→R148→R8と進むと到着できる。
池田町にはいないアオスジアゲハが見られるが、今年は撮影できなかった。
1年ぶりに見る日本海と夕日。
向こうに住む方々にとっては日常茶飯事であるのだろうが、この眺めはとても綺麗だ。

池田・松川合同花火大会
2011 / 08 / 14 ( Sun )
長野県池田町
2011.8.13日中は諸事情で家にいたので、夜は気晴らしに外出。
池田町と松川村が主催の花火大会で、高瀬川にて開催される。
・・・近くに行くと人が凄そうなので、毎年おなじみの場所で数枚撮影。
シャッターを開け過ぎると花火が重なりむしろ美しくなくなるので、8~20秒にするのが妥当であろう。
撮影開始時に後半プログラムが始まった。

70-300mmでも意外と撮れる!

東風が強く煽られているのがわかる。

だんだんと迫力が増してきた。

ラストスパート...Σヽ(`д´;)ノ

ノイズ処理で時間を食うが、仕方ない。

ラストカット。これで今年のこの花火は終わり。綺麗だったね・・・。

ムモンアカシジミ
2011 / 08 / 15 ( Mon )
長野県松本市
2011.8.14午前中は写真展会場で説明会を行った。
午後は松本の実家へ帰り、お墓参りも済ませた。
実家は街中からちょっとズレた微妙なところにあり、蝉もそれなりに鳴いている。
ツマグロヒョウモンが翅を休めていた。

そしてお墓参りへ。そしてなんとこの場所が
ムモンアカシジミのポイントだとも聞いたことがある。
ついでなので探してみたら1分程度で父が発見!しかも交尾している。3度目の出会いにしてこれは素晴らしい。
破れて擦れているのは仕方がない。でも風がある中一枚だけまともに撮れていたのも奇跡である。
ご先祖様からなにか与えられたのだろうか・・・とも思ってしまう(笑)。

満月の盆祭り
2011 / 08 / 15 ( Mon )
長野県池田町
2011.8.14自治会のお盆祭りに参加した。
踊りは最初に少しやる程度で、後はお楽しみ行事が色々。
小さいお祭りの為か、綿あめが無料だったりかき氷が100円だったりミヤマクワガタが売っていたりとお得な面もある。
残念ながらぶれてしまったが、
ハグルマトモエ。

抽選会。小さいお子さんが当たるように祈っている(のかな)。

そして突っ込みどころ満載の写真。望遠側で撮りたくなかったのがあり、編集で色々いじった。

田んぼの畦で
2011 / 08 / 20 ( Sat )
長野県池田町
2011.8.15田圃の畦で魚眼レンズを利用し夏らしい写真を撮影しようとした。
しかし蝶が稲穂に止まることは少なく、オオスズメバチも頻繁に襲ってくるのであまり良く撮れない。
結局撮影できたのは
ベニシジミのみ。そして空を見上げると今にも降りそうだ。

仕方ないので
ナガコガネグモを撮影。蜘蛛を魚眼で撮影するのは面白いかもしれない。

ベニヒカゲ
2011 / 08 / 20 ( Sat )
長野県白馬村
2011.8.16毎年狙っているベニヒカゲ。
今年は数が少なく、天気も悪化してあまりいい写真が撮れなかった。
ゴマシジミはもう時期が遅いと思い断念した。
リフトから
アサギマダラ。

ケルンに到着。ベニヒカゲはあまり見られず、折角なので魚眼でキアゲハを狙うことにした。
そこへ
クモマトラフバエ(というらしい)が止まっていた。

マクロで撮りたかったが已むを得ず魚眼で撮影した
ベニヒカゲ。

その
キアゲハだが...撮れたことには撮れたが山と重なって構図が悪い。

今にも降りそうなのでマクロレンズに換えて
ベニヒカゲを撮る。

アザミに2頭で止まっていた。

向きが悪い...。

ガスってきたので下山。途中で
ホソバの一種が吸蜜していた。

何もいない8月
2011 / 08 / 20 ( Sat )
長野県池田町
2011.8.17さて、一番最初の記事にも綴ったが8月は蝶の個体数が減る。
特にこのお盆近辺はグラフで表すと谷底になるだろう。
オオチャバネセセリを久々に見た。イチモンジよりも大きい。

そして目ぼしいものはそれくらい、下山して
ミヤマシジミの撮影。
この場所はハンモックがあり、うっかり寝てしまった。起きると16時30分・・・。
北の方は真っ黒だ。この時期の四ヶ庄盆地周辺では毎日雨が降るのかな。

風が強く草が靡き影として蝶に写る。

日陰に雌がいた。

17時の音楽が鳴る中、翅を開いた。

ヤママユ・蛾近状報告
2011 / 08 / 20 ( Sat )
長野県池田町
2011.8.19いよいよ夏も終わり。
気温が下がり、秋の雰囲気も感じる。
友人と
ヤママユのいるいい街灯を探して自転車で町内巡回。
ふと2ヶ月前にオオミズアオを見た蛾のたくさんいるポイントを思い出した(ブログには載せてないです)。
行ってみると、早速発見!目玉模様が半透明なのがよくわかる。

下にもう一個体落ちていた。どうやらこれで全部。2個体とも雌だ。

魚眼で撮ろうと試みる。しかしストロボを忘れたので手持ちの懐中電灯で撮る。

RICOH R10が壊れたので、R8で。父がGXRを使い始めてからいらなくなったようなので代わりに使用。

目玉模様は怖い人には怖いと思う。
しかしヤママユ側としては恐れられて襲われないよう敢えて付けているのでその感情が正しいのかも...。

手乗り。奥に街の灯りがあるはずだが、設定がよくわからずに撮れぬまま電池切れ(;´Д`)

続いていつも行っていたポイントヘ。
LEDになっていない電気が少しあり、幸いなことに1頭飛んで来ていた。これも雌だ。
顔面撮影。

続いて翅の拡大。やはり綺麗だ。
コスズメがいた。この擬態は中々高度なものだと思う。

続いてカトカラ。後翅は見れずじまいだった。
3頭いたが全て
コシロシタバのようだ。



続いて近状報告(個人的に面白いと思った種類を少し載せてみます)
------------------------
コヒサゴキンウワバ...キクキンウワバよりも金色の面積が広く、数は少ない。
オオクワゴモドキ...クワコに似ているようで似ていない。
ナカキエダシャク...模様が独特。

デジタルフォトフレームについて
2011 / 08 / 21 ( Sun )
写真展会場でデジタルフォトフレームを購入された方にお知らせです。
リモコンが入ってないと思いますので、非公開コメントで住所を教えていただければ発送致します。
申し訳ございませんでした。
中型蛾2種
2011 / 08 / 21 ( Sun )
長野県池田町
2011.8.20庭に来た中型蛾を2種類掲載。
シロヒトリ、マツカレハは多すぎて撮るのを忘れています...orz
ハグルマトモエ...庭へは初飛来。陰陽玉状の目玉模様が美しい。
(手前で溺れている蛾は救助済み)
オオシラホシアツバ...庭では時々見るが翅が綺麗なものは極めて稀。

雨上がりの夕方
2011 / 08 / 21 ( Sun )
長野県池田町
2011.8.21雨が降り、気温も下がった。一時的なものであるらしいが、秋の雰囲気がしてきた。
さて、このような天気でろくに撮れるものもないので庭周辺で
オオチャバネセセリを撮影した。
晩夏の雨の雰囲気によく合う種類だと思う。

庭にヤママユ
2011 / 08 / 24 ( Wed )
長野県池田町
2011.8.24夜、寝る前に電気の観察をした。すると、ヤママユが来ていた。
家は山から数百メートル離れたところにあるので、中々飛んで来ることはない。
「庭にヤママユ来ないかや」という蛾に興味を持ち始めた頃のその夢は現実となっている。
ちなみに3年連続の飛来だ。毎年一頭しか飛んでこないが、今年はどうだろうか。
