長野県白馬村
2014.7.6kmkurobeさんに教えていただいたウラクロシジミのポイントへ出かけた。昨年も行ったが生憎の天気で撮影できなかったので今年はリベンジ。まだまともに撮った試しのない種である。
最初に見つけた雌。手前の茎が邪魔だが、初めてにしてはよいほうだろうか。

こちらは雄。翅をこする時に垣間見える真珠のようなメタリック銀が美しい。
ウラギンシジミよりも強い、純銀色である。

このように梢で縄張りを張る。一日待ったが目の前で撮らせてくれることはなかった。

長野県東御市
2014.7.22以前から見に行きたいと思いながら一度も撮りに出かけたことのないミヤマシロチョウの生息地へ。
図鑑や生態写真を見ていて挙動も雰囲気もウスバシロチョウみたいなのだろうと思っていたが大体予想はあたっていた。可憐ながらもちょっと挙動不審だったり、花があるところに集中して集まってきたり、といった具合である。
爽やかな夏の草原によく似合う。

ウツボグサを好んで訪れる。時には同じ花に4~5匹飛来する。

吸水して飛び立つ。

求愛する雄と交尾拒否する雌。前翅と後翅をめいいっぱいに離らかして拒否する独特のスタイル。

吸蜜。

いったん吸蜜を始めると中々飛び立たない。

後日続編を出す予定です。
長野県池田町
2014.6.15池田町唯一のヒメシジミ生息地にて撮影した。
今年は時期が当たったのかかなりの数が見られた。まだ新鮮な個体も多かったので、この後更に数を増やしたと思われる。
一方ギンイチモンジセセリには遅すぎたようだ。その上例年最もたくさん見られていた草原に松が生えてきており生息地の縮小が懸念される。
このようにススキが一面に生い茂る草原に生息している。幼虫はヨモギが多いのでそっちを食べているのかもしれない。

カメラの入ったリュックを降ろすと雄が集まってきた。この写真は14時頃撮影。一番暑い時で吸水している個体も多かった。

続いては交尾。羽化したてと思しき雌の周りに雄が飛び交う。


一番奥に見えるブルーの翅の雄と交尾が成立。


時々邪魔者が入る。

こちらは別のペア。雌の斑紋が通常より大きめ。

交尾を撮るために屈んでいると、すぐ下に羽化したての雄がいるのが見えた。危うく踏んでしまうところだった。

羽化直後の雄に求愛する雄。この習性は何なのだろう?

ほぼ翅が伸びきった。

それでも求愛する雄。やはり不可解。

田淵行男さんの細密画をイメージして撮影。うーん、どうかな。

長野県(大北地域)
2014.7.6県唯一の生息地にて撮影。個体数は最初に撮りにいった2009年と同じぐらい。健在である。

長野県池田町
2014.10.26安曇野にも紅葉シーズンが到来。
東山山麓の長福寺に真っ黄色なイチョウが浮かび上がる。町では「長福寺の大銀杏」と呼ぶそうだ。
夜に撮影したのは実に八年ぶり。
当時は28-300mmのレンズで撮影したが、今回は魚眼と18-55mmで立体感を表現。
あと5分早く撮影していれば空の色も随分と変わったはずである。

